「古物商許可を取りたい。でも、自分でやるのは正直ハードルが高そう…」
そんな思いから、私は専門家である行政書士に手続きを依頼することにしました。
この記事では、
実際に行政書士に依頼して古物商許可を取得した体験をもとに、やり取りの流れや必要書類、費用感、そして感じたメリット・デメリットをリアルにご紹介します。
自力で申請するか、専門家に頼むべきか迷っている方の参考になれば幸いです。
行政書士に古物商許可をお願いした具体的な流れ
私が実際に行政書士に依頼してから、許可を取得するまでの手順は大きく分けて以下のとおりでした。
ステップ1 まずは無料相談と依頼後の流れの確認
古物商を専門業務としている行政書士を検索して実績のありそうな事業者へホームページから問い合わせをしました。
選定の基準は、
古物商許可専門の行政書士で全国での対応実績がある事務所。さらに
最低でも7年以上継続して事務所経営が出来ている事務所を選定基準にしました。
また
Googleの口コミ件数なども参考に選定しました。
トラスト行政書士事務所が実績がありそうなので無料相談の問い合わせをするとすぐに返信があり、LINEと電話での
無料相談を実施。
この時点で「
古物商許可を取得したい理由」「
どんな商品を扱うか」「
法人か個人か」などを詳しく聞かれました。
古物商許可の業務範囲はすごく広く中古車屋から古着屋さらには総合リサイクルショップまでビジネスモデルがあることも教えていただき、
私はフリマアプリをつかって副業から始める予定だが将来は店舗展開をしたいなどいろいろな相談にのってくれたのが好印象でした。
また、
古物商許可を取得できなければ報酬は返金していただける契約であること、さらにヒアリングさえ行えば
事前に取得までの対応がすべてわかること、書類や今後のスケジュールを細かく説明してくれたのも印象的です。
正直、何から始めればいいかわからなかったので、この段階でかなり
安心感がありました。
ステップ2 古物商許可取得ができるかどうかの確認(ヒアリング)
ヒアリング後にメールで送られてきた「
依頼者用のアンケート」に記入。
ここには、
自分が住んでいる地域(都道府県)、犯罪歴の有無、古物取引のイメージ、インターネットやフリマアプリでの取引予定など、許可申請に必要な情報を記載しました。
アンケート結果をもとに
行政書士から、古物商許可の取得できるよう対応いただけると返事をいただき、正式に依頼がスタートしたという感じでした。
ステップ3 必要書類の準備と作成
アンケートをもとに、
行政書士が各種書類(申請書、住民票、身分証明書、略歴書、誓約書など)を作成してくれました。
さらに
審査官ともお打合せを代行してくれたので提出すれば古物商許可が取得できる状態になっており、提出場所や当日の対応方法などもわかりやすくご案内がありましたので安心して提出ができました。
私の負担はほとんどなく、
メール・LINEや郵送でやり取りするだけで書類が完成。
さらに
審査官とも事前の交渉をしてくれているので常時安心してお任せできました。
特に過去に「
フリマアプリ(メルカリ)で中古品の取引」をしてしまったことから、古物商許可の申請をすると無許可営業でつかまってしまう不安もありましたが
行政書士の方が事前にアカウントのチェックから対策まで丁寧に教えてくれ
無事にフリマアプリをつかった古物営業が行えるよう対応いただきました。
またフリマアプリの特徴や古物営業としての活用方法まで詳しく指導してくれたので、
古物商許可取得後の取引イメージや法律を守った取引の仕方についても理解できたこはすごくありがたかったです。
特に古物商許可は
ローカル・ルールが存在しているようで、私が取得する地域のルールをわかりやすく説明してくれました。
ステップ4 申請・提出・許可取得
書類一式が完成したタイミングで、行政書士が審査官(管轄警察署)とも事前のお打ち合わせを実施してくれて、完成した申請書類一式を私へ郵送してくれました。
行政書士が警察署へ提出する事もオプションとして依頼可能でしたが、私が契約したプランは古物商許可の取得保証付きであること、さらに
私のやりたい古物取引は事前に伝えており、すべて書類に落とし込んでいただけていたので提出すれば確実に古物商許可が取れる状態であったので提出代行オプションはつけず自分で提出しました。
警察署ということで少し不安はありましたが、
行政書士が事前に審査本部と管轄警察署の担当者の両方と打ち合わせをしていただいておりわずか10分程度で提出は終わりました。
私が依頼をしたトラスト行政書士事務所は古物商許可の代行では有名な行政書士事務所のようで審査官からも、トラストの印鑑もい押印しているねと難しい事は何も聞かれず完了しました。
古物商許可の提出は管轄警察署に提出しますが、審査の流れとしては提出した書類が審査本部に送られて本部で審査が行われる仕組みのようで、実際には提出においては行政書士が行わなくても審査に影響がないことも事前に教えてもらっていたのも、さすが専門家という感じでした。
警察側の審査は土日祝日を除いて40日ほどかかると教えていただきましたが、
実際には25日ぐらいで審査が完了しました。
審査が終了すると警察から電話が入り、古物商許可証を取りに来てくださいと言われました。
警察署を訪問して古物商許可証を受け取り
無事に古物商になることができました。
私が依頼したトラスト行政書士事務所は、
古物商許可を取得した後で営業開始に必要な準備までサポートしてくれる契約であり、
「古物プレート」と「古物台帳(記入マニュアル付き)」の2つも無料でプレゼントしてくれました。
さらに古物商としてよく活用している
ツールも無料で教えていただき目からうろこでした。
このように、自分が希望する古物商許可の取得に加えて営業開始に必要な準備まで
ほぼすべての工程を専門家が代行してくれるため、自分で調べたり書いたりする手間がかなり省けます。
行政書士へ依頼 実際にかかった費用とその内訳
私が行政書士に古物商許可を依頼したときにかかった費用と警察署への申請費用は、
トータルで約6万円ほどでした。
内訳は次の通りです。
行政書士の報酬 約44,000円(税込)
申請手数料(警察署に支払う) 19,000円 法定費用
行政書士によって報酬額は異なりますが、私が依頼したところは「
ネットで古物商許可の取得が完結できる」が基本だったため、面談なども不要で手間なく取得保証付きで古物商許可が取得できるサービスでした。
営業開始までサポートがついているのが特徴で比較的リーズナブルでした。
料金は事前に明示されており、追加費用なども一切なかったので、安心してお願いできました。
特にフリマアプリにおいては
過去に中古品の取引をしている履歴もあり不安がいっぱいでしたが事前に細かく説明や対応をしてくれ、古物商許可の取得と同時に利用ができるよう対応してくれました。
役所の発行書類もかわりにすべて取得してくれたので、すごく楽に取得ができたのもありがたかったです。
どうやって行政書士を選んだか
ネットで「古物商許可 行政書士」と検索すると、かなり多くの事務所が出てきます。
その中から、
私が選んだポイントは以下の3つでした。
古物商許可の実績が豊富かどうか
Googleの口コミの数や評価などは参考になります。
また、実際には古物商専門とホームページに記載があっても開業したての事務所や実績が乏しい事務所も多くあり
実際に古物商専業でやっている事務所は数えるくらいしかありませんでした。
そのなかで
7年以上古物専門で実務をやっている事務所に絞ると3事務所しか見つからなかったのでその中で判断しました。
また、フリマアプリやネットを使っての古物商をおこないたかったので、
URL登録に強い事務所を選びました。
相談対応やレスポンスがスピーディーかつ丁寧か
トラスト行政書士事務所は
最初の問合わせのレスポンスが圧倒的に丁寧かつ早かったのが好印象でした。
また後から気がついたのですが
代表行政書士が最初から最後まで対応してくれる契約であり新人行政書士などではなくベテランが対応してくれたのも心強かったです。
オンラインで完結できるか
仕事の合間に副業として古物商許可を取得をしたかったので、
LINE相談と電話相談が可能な事務所を選びました。
土日祝日も相談を受け付けていただけたので
オンラインでも不安と感じる事はなかったです。
Googleの口コミも100件近くありすべて高評価であったのも安心できるポイントでした。
また、
ekycシステム(本人確認システム)などを業界に先駆けて導入しており非常に安心できました。
特に、対応の早さと説明のわかりやすさは依頼前の無料相談で見極めることができるので、迷っている方は一度話してみるのがおすすめです。
実際に行政書士に依頼して感じたこと
行政書士へ依頼をした事のメリットとデメリットをご案内します。
行政書士へ依頼をした場合のメリット
行政書士へ依頼をした場合のメリット
- 手間が圧倒的に少ない(書類作成から警察署の打ち合わせのを全てお任せできた)
- 不安な点をすぐに相談できた(フリマアプリでの過去の取引実績あり・賃貸物件で使用承諾がえらえない状態)
- わからない用語などを丁寧に説明してくれた
- 古物ビジネスに関するアドバイスや将来まで見据えた対応をしてくれた
- 古物商許可取得後の営業開始に必要な準備までしてくれた
- 特に「フリマアプリの登録」や「営業所の使用承諾」に関しては対策をしてくれたのが大きく、時間的・精神的な負担がかなり軽減された。
行政書士へ依頼をした場合のデメリット
ポイント
- 依頼の費用がかかる(自分でやれば2万円程度で済むが4万円~6万円程度必要)
- 選ぶ事務所によって対応に差がある(依頼する行政書士を間違えると余計にストレスがたまる)
正直、費用がかかる点はネックかもしれませんが、本業が忙しい人や、行政手続きに慣れていない人にとっては十分に元が取れるサービスだと感じました。
また、
古物商許可は取得した後の対応が1番重要であり、
管理面や取得後に古物商が行わなければいけない義務を知らないで進めてしまうと、せっかく古物商許可を取得しても
違法行為として捕まる恐れがあるので、このあたりまで自分でしらべるのは難しく行政書士へ依頼して本当に良かったと感じた。
【古物商許可】行政書士に依頼してみた体験談 まとめ
私の体験を通してわかったのは、行政書士に頼むことで
「安心感」と「時短」を得られるということです。
また、
「フリマアプリ」や「賃貸物件」で古物商許可を取得する場合には自分で対応すると非常に危険で経験ある行政書士への依頼をおススメします。
費用はかかりますが、スムーズかつ確実に古物商許可を取得したいなら、プロに任せるのは十分アリだと思います。
迷っている方は、まずは無料相談だけでも受けてみるのがおすすめです。
相性や対応を確認してから決めることで、後悔のない選択ができるはずです。